願人踊

1052con-1_もともと願人踊とは江戸時代に全国各地で行われていた願人坊主(下層の僧)の門付芸能が発祥とされ、八郎潟町に伝えられたのはおよそ260年前と言われています。早いリズムに合わせて踊り手が力強く奔放な踊りを披露する途中、歌舞伎仮名手本忠臣蔵五段目の山伏「定九郎」と爺ちゃ「与一兵衛」がコミカルな寸劇で観衆を沸かせます。
毎年5月5日の一日市神社祭典で奉納踊を演じた後、各家々を門付けして回ります。

願人踊りは町内の家々を門付けしながら披露されるため、決まった時間・決まった場所で見ることができません。そのため、観光客のみなさんを対象にじっくり願人踊を楽しんで頂くために八郎潟駅前での公演を行っています。
もちろん、駅前公演終了後も踊り手と一緒に移動して門付け風景を楽しむ観光客の方もたくさんいます。なお、願人踊には大人が公演するものと、子どもが公演するものと2種類あります。

駅前の公演時間は基本的に午前10時からとなっていますが、電車等の関係から若干変更される場合があります。

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